こんにちわ
チャーミーパパです
今回は「偽サイドバック」、サイドバックの司令塔について書いていきます。
いきなりですが、内田篤人選手が本日引退発表されてしまいましたね(´;ω;`)
とても好きな選手の一人で当時の代表デビューした時は稀な存在だった
「サイドバックの司令塔」といえる選手でした
タイムリーにも書く機会が重なったので、特徴と利点について書いていきますね!!
1.サイドバックでありながらゲームメイクを行う
2000年代前半当時のサイドバックの役割は攻守に走りまわる運動量、守備やクロスの精度を求められることが多く
ロベルト・カルロス選手やマルセロ選手など攻撃的な選手も珍しいくらいでした。
そんな中、内田選手のようなパスセンスを持ち合わせたサイドバックが徐々に台頭してきました
今までトップ下やボランチが求められていたゲームメイクが、ゲーゲン・プレスなどプレッシングサッカーが流行り多くのチームが中盤をコンパクトにする陣形を採用してきたことで
ボールを落ち着いてキープできる時間がドンドン無くなっていきました
そこで全ポジションの中で比較的スペースが多く、視野も後方から広く見渡せ
後ろからボールを狙われる心配も低いサイドバックに焦点が当たりました
あえてサイドバックにパスセンスが高くゲームメイクできる選手を配置し、司令塔的役割を与える
これが現在のサッカーまで続く一戦術として浸透するのです
要はDFラインの守備を基本に攻守で動き回りながら、高い位置でもボールを受けクロスを供給する
それに加えてDFラインで後方から持ち上がり、ボランチのように縦パスを入れたり
左右に揺さぶりロングパスで縦に蹴りこむなど「司令塔的役割」もこなす現代型のスタイルなのです
2.より司令塔的役割を得た偽サイドバック
上記のような現代型サイドバックをより司令塔的役割に特化させたのが「偽サイドバック」という役割です
最初の立ち位置は一般的なサイドバックの位置ですが、中盤のアンカーがDFラインに下がった瞬間
ボランチの位置まで中央に絞りながらポジションを上げてボランチのようにゲームメイクを行うという役割です
利点としては現代型サイドバックよりも中盤の攻防に参戦しやすく、アンカーがDFラインサポートに入っているのでボールを奪われてもDFラインに穴が生まれにくい
ゲームメイクに専念できて自由に中央、サイドに動き回れ相手守備のマークを受けにくいというところです
グアルディオラ監督がバイエルン・ミュンヘンを率いていたとき、中盤の選手だったキミッヒ選手をあえてサイドバックに置きながら
試合中は柔軟にボランチの位置へ移動し、相手をかく乱しながらキミッヒ選手のゲームメイク力で中盤を支配する斬新な戦術でした
このようにサイドバックのポジション位置の利点を生かし
サイドを動き回るだけでなく司令塔の役割を与えるよう進化していったのです!
おわりに
いかがでしたか?
サイドバックのようにポジションはどんどん時代に合わせて成長していきます
DFラインの司令塔として率いるサイドバックがチームにいる、いないでは
チームの総合力の厚みがまるで違います( ´艸`)
中盤で伸び悩んでいる方は、サイドバックで内田篤人選手のように開花するかもしれません!
よろしければ是非是非、ご参考にしてください!!
ではでは、また~~~~~