サッカーのディフェンスにおいて、中央を守りながらサイドにボールを保持している相手選手を追い込んで、嵌めとるという動きはサッカーにおいて守備の基本であり、真髄です。
サイドハーフ、サイドバックの守備の動きは、特にボールを奪い取るという意味でも組織的な動きを理解しているかで成功率が大きく変わります。
今回はそんな大事な守備の中でも、サイドハーフの守備の動きについて解説します。
よろしければ是非ご参考にしてください。( ´艸`)
中央の守りを重視して相手サイドバックにボールを持たせる
サイドハーフの基本的な守備の動きは相手のボランチへのパスコースを消しつつ、相手サイドバックにボールを持たせることです。
相手DFライン、あるいはGKからショートパスを繋いで攻撃が始まることが多い昨今のサッカーでは、DFラインでボールを回しながら、効果的な位置で中盤に繋げるかが重要です。
逆に守備側の意識で考えると、まずは中盤にパスを入れさせないよう守る必要があるわけです。
相手ボランチが前を向いた状態でボールを持たれると好き放題パスを通されてしまいます。
それを防ぐために中央のパスコースをなくし、相手サイドバックが引いた低い位置でボールを持たせるよう追い込む守備が有効なのです。
縦パスのコースを消しつつサイドでボールを嵌めとる
サイドハーフの守備の重要なポイントは縦パスのコースを消しつつサイドでボールを嵌めとることです。
まず、相手センターバックがボールを持っている場合、ボランチや中盤への縦パスコースを消すために中央寄りに立ってボールを奪いに行くより、近くの相手中盤の選手にやや張り付くように守ります。
かつ、相手サイドバックへパスが出た時、即座にボールを奪うために寄せないといけないので、近すぎず、遠すぎない両方に寄れる距離感を保つことが重要です。
考え方として、相手センターバックがサイドバック以外へのパスコースがなく、焦ってパスを出した場合などはボールを嵌めとるチャンスです。
狙いすましたようにサイドバックへ寄せていき、中とナナメのパスコースは必ず消しながら動きましょう。
サイドバックにサイドへの縦パスのみパスコースに絞らせることが出来れば、ボールを奪えるチャンス、味方サイドバックと連携してボールを嵌めとれます。
ここまでの一連の流れがサイドハーフでの守備の基本的な動きです。
おわりに
サイドハーフは攻守で貢献を求められるポジションです。
攻撃だけでなく、守備でもチームがボールを奪い取るために効率的な動きは重要視されています。
高い位置でボールを奪えれば、一気にゴールも狙えるのでボールを嵌めて奪える守備の動きを体に叩き込みましょう!
ではでは、また~~~~~