サッカーのドリブルタッチは人それぞれ個性があり、ドリブルがしやすい足の箇所やこだわりがあると思います。
しかし、ドリブルのタッチも足の使う場所によって「ボールと勢いに乗ってスピードを出したい時」や「安全にしっかりボールコントロールしたい時」など向き不向きな場合があります。
今回はドリブルに安定感を与える「インサイドタッチドリブル」について解説していきます。
よろしければ是非、ご参考にしてください( ´艸`)
インサイドタッチはボールコントロールしやすい
インサイドタッチとは、ボールを足のインサイド(脚のつま先からくるぶし辺りまでの内側)でボールを触ることですが、非常にボールコントロールがしやすいタッチです。
重心のほぼ真下に自然とボールを置けるタッチになるので急な方向転換や相手がボールを奪いに伸ばしてきた足から躱す、守りやすい点があります。
このタッチでドリブルすると相手からすれば懐深くにボールがあるので、足を大きく伸ばさないと届かない=躱されると抜かれてしまうリスクが増えることになり、奪いにくいです。
ミスが少なくなればドリブルに安定感が生まれて自信を持って前へ運べますし、パスやシュートへの切り替えも左右の重心移動が少なく済む分、やりやすくなります。
インサイドタッチドリブルの強み
ドリブルする側はスピードで素早く抜きにくい反面、相手DFの出方に応じて臨機応変かつ隙のないドリブルでグイグイ前に進める強みがあります。
ドリブルでの切り返しやキックフェイントに繋げる動作もやりやすく、足を伸ばしてきた瞬間にダブルタッチで躱せるといったフェイントへの派生も容易な点がメリットです。
ただし、上記で少しお話したようにスピードに乗るために前に蹴りだすドリブルなどはスピードに乗りにくいですし、モーションがバレバレになるので注意が必要です!
インサイドタッチドリブルの特徴
メリット:ボールキープやコントロールに向いている、相手の出方に対応しやすい
デメリット:スピードにやや乗りにくい、前に蹴りだすようなモーションはバレやすい
おわりに
いかがでしたか?
インサイドタッチドリブルは密集地やスペースのない場所でしっかりボールを足元から離さずにコントロールしたい時に使いやすいタッチ法です。
細かくタッチしたりタッチの速さに緩急をいれるとより効果的になるので、皆さんも是非練習してボールを奪われない安定感のあるタッチを身に付けてください( ´艸`)
ではでは、また~~~~