サッカーには様々なプレースタイルがありますが、1つのスタイルとして長短のパスやスルーパスが得意な司令塔タイプの選手がいます。
自分が司令塔タイプの場合、多くの人が中央でのポジションを得意としており、トップ下やボランチのポジションでプレーする機会が多いのではないのでしょうか?
しかし、チームのフォーメーションの事情や自身の他能力、チームメイトとの組み合わせの関係でサイドハーフに配置される場合もあります。
ゲームメイカーにとってはサイドを上下に走るサイドハーフは良さが出ないと思われがちですが、サイドハーフならではの司令塔タイプが活きる動き方があります。
今回はそんな司令塔タイプの選手がサイドハーフで活躍するポイントについて解説します。
よろしければ是非ご参考にしてください。
サイドハーフは中央よりも視野の確保とプレスの圧力の負担が少ない
司令塔タイプにとってサイドハーフが中央のポジションより優れている点は、視野の確保とプレスの圧力の負担が少ないことです。
トップ下やボランチは360度の視点で常に相手のプレッシャーを受ける可能性があるので、不用意にボールキープは出来ず、ボールロストすれば一気にチームがピンチになるのでキープ能力や広い視野を求められます。
ゲームメイクが得意でもボールキープ能力に難がある選手は意外に多く、中央のポジションではボールを受けることすら難しく能力を発揮できないことは多々あります。
しかしサイドハーフなら中央のポジションよりボールを受けやすい頻度、ゴールに向かいやすい位置で受ける機会が減る分、180度の視野の確保で済みますし、相手のプレスにも広いスペースがある分、躱す余裕ができます。
サイドハーフはスピードやドリブルテクニックが武器の選手が務めると思われがちですが、ゲームメイカータイプにも向いているポジションといえます。
サイドハーフならではのゲームメイクができる
サイドハーフは、中央のポジションとは異なるゲームメイクが可能なポジションです。
サイド側のポジションは、相手DFラインを横から見れる分、味方のライン際の裏抜けの動きや
逆サイドまで見渡しやすいのでパスのタイミングを合わせやすい利点があります。
また、サイドはスペースが出来やすくスペースがある分、自由なプレーを選択できます。
時には中央に寄る動きをして、疑似トップ下やボランチのような動きもチームの攻撃の形が出来やすくなるので有効です。
おわりに
サイドハーフは中央よりもボールを受ける位置は限定的になりがちですが、その分、攻守で自由にプレーしやすくなるメリットもあります。
あなたがもし、ゲームメイクが得意でも中央のポジションが出来ない時は、サイドハーフでこそできるプレースタイルを追い求めてみてはいかがでしょうか?
ではでは、また~~~~~