現代サッカーにおいて重要性が年々増してきているのが「サイドバック」というポジションです。
一昔前まではDFラインの一員で、攻守に走り回る運動量と守備力を求められるポジションという印象でした。
しかし現代では上記の役割に加えて多種多様な要素が求められるようになりました。
そこで今回は、サイドバックが重要度を増している理由と詳しい役割について解説していきます!
よろしければ是非、ご参考にしてください。
現代のサイドバックの役割
サイドバックの役割が変わってきている理由として、中盤のプレスやボールの奪い合いというポゼッションスタイルが浸透してきた経緯から中盤の密集度が高くなりました。
トップ下、ボランチが長い時間ボールを持ち続けるのは、リスク面で厳しくなりサイドを起点に攻めるチームが増えてきたのが理由で、サイドバックが司令塔的役割をこなすようになりました。
そして現代のサイドバックは、サイドバックでありながらボランチの位置まで動いてボールを受ける「偽サイドバック」
本来サイドハーフやウイングもこなせるくらいの個人突破能力の高い選手をあえてサイドバックに配置してボールを持たす数を増やす「超攻撃型サイドバック」など複数のサイドバックらしくないスタイルの選手が頻繁に出てくるようになりました。
つまりはボールを最も自由、安全に受けやすいポジションがサイドバックになったということです!
サイドバックが重要度を増している理由
サイドバックの重要度が増している理由は自チームのサイドバックの能力次第で試合の優劣が大きく変わるようになったからです!
この理由は、現代サッカーでもサイドバックにボールが渡った際は、比較的周りにスペースはありつつもチームとして守備の嵌め所としてボールを奪おうと敵のプレスが激しいのは変わっていません。
この理由から、チームのウィークポイントにならないよう「ボールキープ能力が高い」「敵のプレッシャーを受けてもパスの精度が高い」といった個人能力の高い選手をサイドバックに配置する必要があるのです。
加えて「スペースを活かして広い視野を確保しつつゲームメイクを展開」や「アップダウン激しく攻守で顔を出せる」サイドバックなら相手にとっては、このうえなく厄介です。
何故ならチームとしては注意して対策したいのに片側サイドのスペースに偏りすぎれば重要度の高いエリアである中央、中盤の攻防戦に負けてしまうのでサイドバックまでマークがつきにくいからです。
ですので、チームでエース級の実力を持つ選手をどんなプレーでもできる可能性があるポジションであるサイドバックに配置したチームは強いのです。
まとめ
いかがでしたか?
サイドバックはもはや他ポジションをサポートする役割ではなく、攻守の司令塔的なポジションです。
もしサイドバックを経験する機会があれば、自分のプレー次第でチームの勝敗が大きく変わると誇りを持ってチャレンジしてください!!
ではでは、また~~~~