サッカーのポジションの1つである「ボランチ」の役割としてゲームメイクがあります。
ゲームメイクと言っても様々ですが、パスを出すサイドを意図的に変えて右サイド、左サイド、中央と万遍なく攻めるなど、相手の守備陣形を崩すのもゲームメイクの1つです。
その中で相手が片側サイドに偏った守備陣形を見計らって逆サイドへパスを通す「サイドチェンジ」について解説していきます!
よろしければ是非、ご参考にしてください!
サイドチェンジとは
サイドチェンジとは、相手が片側サイドに偏った守備陣形を見計らって逆サイドへロングパスを通すことで、逆サイドに空いたフリースペースを味方に活かしてもらう動きを促すことが出来ます。
サイドチェンジするために必要な試合状況の判断、サイドチェンジを行うためのポジショニングやロングパス精度などが求められます。
特にボランチは「サイドチェンジ」のプレーを行いやすい中央の立ち位置にいることが多いので、1つの重要な役割となります。
ボランチのサイドチェンジで意識するべき動きとは?
ボランチのサイドチェンジで意識するべき動きとは、基本的に敵味方が片側サイドに集まっていてパスコースが詰まっている状況に試みる必要があります。
そのためにボランチは常に逆サイドも含めた状況把握と、パスコースに詰まり出しどころに困っている味方の逃げ口になる位置に動いてパスを受けれるようにしないといけません。
そしてサイドチェンジを実際に行う際は、相手のプレスが来る前に素早くロングパスを通し、味方が次のプレーに移りやすい精度も求められるので、難しいプレーの1つと言えるでしょう。
混戦の中でサイドチェンジを行おうとすると、リスクと難易度が高くなるので基本的に周囲に2m程度のスペースと足元にしっかり収めるトラップからの丁寧なキックをするだけの「余裕を持って」プレーすることが大事です!
慌てた状態では、どうしてもミスが増えるので難しい状況の場合は無理せずDFへバックパスして代わりにサイドチェンジの動きを促してもらうのも重要なゲームメイクです。
まとめ
いかがでしたか?
ボランチのサイドチェンジは重要な動きですが、経験者でも効果的に行なえるようなるには相当な技術と経験が必要な難易度の高いプレーです。
しかし効果的にサイドチェンジを行えるボランチとそうでないボランチとは天と地の差が出来てくるので、是非チャレンジし続けてほしいプレーです。
失敗してもめげずに何度でもトライしてみてください!!