サッカーのポジションの1つで、「トップ下」というポジションがあります。
近年はフォーメーションの関係でポジションとして配置しないチームも増えてきましたが、日本ではまだまだ人気の花形ポジションです。
そんなトップ下のポジションですが、改めて現代サッカーにおいてどんな役割を求められているか解説していきます。
よろしければ是非ご参考にしてください( ´艸`)
より攻撃の起点になる動きが求められ始めた
一昔前のトップ下は中盤の守備を免除する代わりに前線でのチャンスメイク、時にはペナルティエリアへ飛び出して、ゴールを狙う動きなど攻撃に徹するチームの攻撃を担う中心的役割を求められていました。
そして現代サッカーでは、DFライン、ボランチからのパスを受けて他攻撃陣へパスを散らすという「攻撃の起点になる動き」を更に求めらるようになりました。
ワントップが裏に抜けるようなタイプならポストプレーの動きを多くしたり、ボランチに近い位置まで下がってパスを繋げる動きをするなど、ゴールなどの決定的な仕事よりパサー的な動きの方に比重が強くなりました。
加えて中盤の守備力も重要になり、ボールを奪って素早く繋げるボール奪取力、運動量も必須になってきています。
まさにオールラウンダーな能力が求められるポジションになったのがトップ下なのです。
繊細なボールタッチと的確なパス能力が必要
トップ下に求められる能力は、昔と変わらずどんなボールでもトラップして収める繊細なボールタッチ、そして場面ごとに有効なパスを選択できる的確なパス能力が求められます。
中盤の密集地で激しいプレッシャーを受けやすいポジションには変わりないので、動きながらでも速いパスを正確にトラップし、即座にはたいたり、ボールキープできる繊細なボールタッチは必須です。
また、ボールを受けた際にスルーパス、フライパスやバックパスなど的確で時には意外性にあるパスプレーをしなければなりません。
ただし一昔のように個人で打開し、チームを勝利に導くようなエースの役割より、得点はチームメイトに任せて献身的に味方がプレーしやすくなるようなパスを繋ぎ続けるフォア・ザ・チームの意識が高くないとトップ下は務まらなくなりました。
まとめ
トップ下は、昔も今も魅力的な花形ポジションには変わりません。
繊細な動きを求められ難易度の高いポジションと言えますが、「自分がチームの攻撃の起点になる役割を担いたい」と考えたならチャレンジしてみてほしいポジションです。
トップ下は「サッカーがもっと楽しくなる」ポジションと個人的には思っています。
是非、みなさんも挑戦してみてください!!
ではでは、また~~~~